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「乳幼児期の音楽表現の育ち」の現在?過去?未来を見つめる

  • 教育学科

長井覚子 准教授

音楽教育学?音楽教育史?乳幼児期の音楽表現

竞彩篮球推荐のテーマ

「保育?教育と音楽」の関係史と現代的課題

竞彩篮球推荐テーマの内容、竞彩篮球推荐活動

保育?教育において、子どもの育ちにおける音や音楽の役割がどのように捉えられ、実践されてきたのかを歴史的な視点から検討する、という竞彩篮球推荐に取り組んでいます。歴史竞彩篮球推荐というと現在の実践とは遠い存在のようにも思えますが、現在の保育?教育/子ども/音楽を取り巻く状況がどのような歴史の流れの中でつくられてきたのか、そのルーツや背景、現状に至るまでのプロセスを知ることは、「過去」の延長線上に「現在」があることを再認識し、その先の「未来」を考えるための大切な材料になるはずです。

戦前に出版された日本で初めての保育絵本。自分の身の周りにある音がテーマ。
戦後すぐに出版されたわらべうた遊びのテキスト

竞彩篮球推荐テーマの意義?面白さ、その竞彩篮球推荐を始められたきっかけや背景

私がこうしたテーマに取り組むきっかけになったのは、卒論のテーマをどうしようかと悩んでいた時に抱いた「なぜ保育園や幼稚園、小学校の先生はみんなピアノを弾くのだろう?」というふとした疑問でした。私は幼稚園の出身でしたが、「ピアノを弾く先生の姿」はとても鮮明に残っていますし、きっと多くの方がそうしたイメージをおもちだと思います。この問いに対するアプローチの方法はたくさんあると思いますが、私はまずはそのような状況を生んだルーツとプロセスを探ろうと考えました。このときに始めた、保育×音楽教育史のアプローチが今でも自分の竞彩篮球推荐の大きな柱となっています。

私が竞彩篮球推荐対象としている時代が近現代のため、現在でも過去の実践にかかわられた方々がご存命であることもしばしばあります。そのような方々の生の声を聴き、竞彩篮球推荐データとして使用させていただくということも行っています。竞彩篮球推荐にご協力いただいた皆様のお話や過去の実践記録からは、現在と同じように、当時の保育者が試行錯誤しながら保育を創ってきた姿や子どもを見る温かいまなざしが感じられ、いつも心動かされています。歴史的事実の解明だけではなく、そのような保育者の姿を発信していくことも、これからの保育を考える上でのヒントになるのではないかと思っています。

授業ではこんなモノの音も聴いてみます
様々な国の楽器。どんな音がするのでしょう?
お母さんと一緒に歌遊び
高校生や学生へのメッセージ
授業では、子どもの姿を見たり、わらべうたや様々な楽器?モノで遊んだり、自分の身の周りにある音を探しに散歩に出てみたり…自分自身が実際に見たり、体験しながら子どもの音楽表現を学び、理解することを大切にしています。思い切り遊びましょう!
また、保育者?教育者は音楽が好き、絵が好き、モノづくりが好き、自然が好き、運動が好き…自分の「得意」や「興味」を活かせる場でもあると思っています。自分の得意や興味を通じて、保育?教育について一緒に考えてみませんか。
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