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大学院講演会 開催報告「日本史学専修修了者が刀剣博物館に赴任して感じたこと」

11月5日(月)、大学院史学専攻では、長船刀剣博物館の学芸員である工美乃里氏を招いて「日本史学専修修了者が刀剣博物館に赴任して感じたこと」と題し、2025年度の大学院講演会を開催しました。

本学では、全学科を対象とした博物館学芸員課程が開講されており、毎年多くの学生が博物館学芸員の資格を取得しています。こうした背景を踏まえ、本講演会では、歴史への理解を深めるとともに、学芸員を含む史学専攻修了者の多様なキャリアパスについて考える機会とするため、毎年様々な講師をお迎えしています。

講演会当日は、工氏から刀剣観賞の魅力についてや、史学科出身者が博物館に就職した際の体験談、将来学芸員を目指す学生が心がけておくべきことなど、多岐にわたるお話をしていただきました。

参加者からの質疑応答では、「市町村合併が公共の博物館に与える影響」といった質問から、「好きな刀工の流派」に至るまで、硬軟降り混ざった様々な質問があり、大いに盛り上がりました。

参加学生からの感想
?大学?大学院で培った日本史の知識を学芸員として資料を扱う上で生かすことができるのだと思いました。学芸員試験対策についても聞くことができ、とても勉強になりました。
?備前長船刀剣博物館は、観光客を誘致できる展示内容を企画するだけでなく、瀬戸内市の施設として市の魅力を発信することも重要な役割になっているのだと気づき、観光面も重視する姿勢が印象に残りました。
?竞彩篮球推荐についての苦労など大学院卒業後も竞彩篮球推荐がしたいと思っている身の上ではとても参考になりました。

(史学科准教授 石原比伊呂)