学習目標 |
女性へのカウンセリングを志すにあたって、現代社会で女性が受ける発達心理上のジェンダーバイアスと悩み/被害の背景にあるジェンダー問題を理解し、悩みの解決や被害の回復のために必要な援助のあり方について学ぶ。 |
授業概要 |
講義と話し合いを交えたセミナー形式で行われる。フェミニズム運動が女性への対人援助に与えた影響を概観し、女性の心理的発達におけるジェンダーの影響を学び、性暴力/DV/ハラスメントなどの被害者の回復と支援のためのカウンセリングの考え方や技法に着いてフェミニズムの視点で考察する。 |
テキスト |
フェミニストカウンセリング竞彩篮球推荐 創刊号 日本フェミニストカウンセリング学会発行 新水社 2002 |
参考文献?課題図書 |
ジェンダーのレンズ サンドラ?ベム(著) 川島書店 1999 ジェンダー秩序 江原由美子(著)そうけい書房 2001 家族間暴力のカウンセリング 家族心理学年報23 金子書房 認知行動療法入門 B.カーウェン他(著)混合出版 2004 |
受講生への要望 |
フェミニズムに関心のある人もない人も、ともに考える意欲を歓迎します。集中講義なので、セミナー形式でヴィデオ?DVD なども使用しながら行います。より倫理的かつ効果的な対人援助を目指すなら、ジェンダーの問題は避けて通れません。受講生の討議などへの積極的な参加を望みます。 |
評価方法 |
1)授業への積極的な参加、2)主体的に考える姿勢と社会的公正さに対する感受性、3)修了レポートの内容、の三点を総合的に評価する。 |