学習目標 |
我々がきわめて楽しい活動に従事している際には、あっという間に時間が過ぎ去ってしまうように感じる。心理学者のチクセントミハイは、このような喜び、創造、生活への没入過程をフローと呼んだ。近年、フロー体験は、芸術、スポーツ、教育、ビジネスなどのさまざまな場面で重視されてきている。この授業では、このフロー体験について学び、各自の生き方の変革を目指すことを目標とする。 |
授業概要 |
教員の懇切丁寧なガイダンスのもと、教員の用意する2冊のテキストの読みたい箇所だけを分担してレジュメやパワーポイントを使った発表(原則として1人最大1回)を行い、全員で質疑応答、討論を行う。なお、発表の準備等の負担を減らすために、1回の発表テキストの分量は平易な日本語20頁程度におさえる。必要に応じて、この分野の竞彩篮球推荐にたずさわる外部講師を招いて生の情報に触れることも計画している。 |
テキスト |
M.チクセントミハイ(著)大森弘(監訳)(2010). フロー体験入門ー楽しみと創造の心理学 世界思想社/M?チクセントミハイ(著)大森弘(監訳)(2008). フロー体験とグッドビジネス―仕事と生きがい 世界思想社 |
参考文献?課題図書 |
スーザン?A?ジャクソン/ミハイ?チクセントミハイ(著) 今村浩明?川端雅人?張本文昭(訳)(2005). スポーツを楽しむ-フロー理論からのアプローチ 世界思想社/今村浩明?浅川希洋志(編)(2003). フロー理論の展開 世界思想社 |
受講生への要望 |
心理学や「フロー」に関して何も知識がなくても理解できるように、授業内で平易な参考図書を多数紹介するので、人生を変革する「フロー」に興味のある院生なら誰でも歓迎する。 |
評価方法 |
発表(内容および発表技法を評価)70%、質疑応答?討論とコメント(論理性、明確性などを評価)30% |