学習目標 |
俳諧は近世文学の基本であるが、その作品を読むためには特殊な知識が必要になる。まずは式目(ルール)を理解した上で、雅俗の落差による笑いとはどのようなものか、その読み方をマスターする。 |
授業概要 |
連歌式目?歳時記?辞書類?索引類を手掛かりに、談林俳諧の祖である宗因の独吟連句を丁寧に読み解く。 |
テキスト |
プリント配布。 |
参考文献?課題図書 |
西山宗因全集 第三巻 俳諧篇 八木書店 近世文学資料類従 古俳諧編9~13(『懐子』) 勉誠社 |
受講生への要望 |
俳諧は、「五七五」か「七七」という極めて限られた「ことば」に雅と俗の要素を盛り込み、その落差による笑いを目指す。手間を惜しまず、用いられている「ことば」がどのような意味や本意をもち、どのような「ことば」とつながるのか、徹底的に調べて欲しい。 |
評価方法 |
出席、発表、レポートを総合判断。 |
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授業計画 |
1.連句とは 2.宗因概論?資料紹介 3.宗因千句1 4.宗因千句2 5.宗因千句3 6.宗因千句4 7.宗因千句5 8.宗因千句6 9.宗因千句7 10.宗因千句8 11.宗因千句9 12.宗因千句10 13.宗因千句11 14.宗因千句12 15.宗因千句13 16.宗因千句14 17.宗因千句15 18.宗因千句16 | | |