学習目標 |
近現代カリキュラムの史的展開について理論的な理解を深め、今後の学校改造?授業改造に対する視座を確かなものとする。 |
授業概要 |
近代国民教育制度とともに成立した公教育カリキュラムから、現代の学力低下論争にいたるまで、教授理論史及びカリキュラム史上の主要な動向を踏まえつつ、いくつかの角度から問題を取り上げて検討する。今後直面するであろうさまざまな困難を乗り越えて、実りある教育の展望を得るためにも、理論的?歴史的な把握に立脚したカリキュラム開発が求められている。授業では、以下のような柱について主要な文献?資料を講読し、個別事例の検討も行いたい。 1.近代教授理論の展開とカリキュラム 2.日本近代公教育カリキュラムの成立と発展 3.国際新教育運動における「学校を基盤とするカリキュラム 開発」 4.日本の私学発展史と「特色あるカリキュラム」 5.現代教育改革と総合的な学習:その歴史と現状 |
テキスト |
特になし。授業中に適宜配付する。 |
参考文献?課題図書 |
特になし。授業中に適宜指示する。 |
受講生への要望 |
受講生数にもよるが、演習形式に近い形を考えている。報告、ディスカッションに積極的に参加し、カリキュラム開発のあり方を多角的に理解してほしい。 |
評価方法 |
共通文献の講読、ディスカッション、レポートなどを総合して評価する。 |