学習目標 |
ユダヤ教とキリスト教の聖典であるばかりでなく、人類の古典としても名高い旧約聖書の「歴史」の物語を読み、そこに示される人間のあり方を理解すること。またその作業を通して自分自身の人間理解を深めること。 |
授業概要 |
序論に続いて、前期には、創世記の「歴史」の物語を、後期には、出エジプト記から列王記までの「歴史」の物語を取り上げる。基本的に講義形式をとるが、履修者が毎回の授業において記すリアクション?ペーパーとそのフィードバックによって、質疑応答と意見交換を行う。 |
テキスト |
聖書。日本聖書協会「口語」、「新共同訳」、日本聖書刊行会「新改訳」のいずれか。 |
参考文献?課題図書 |
授業において紹介 |
受講生への要望 |
物語から思想の読み取りを行う授業です。主体的な取り組みを期待します。なお、聖書を持参しない履修者のリアクションの提出は認められません。 |
評価方法 |
リアクション?ペーパーと学期末レポートによる評価。 |
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授業計画 |
1.聖書とは何か 2.旧約聖書の「歴史」について 3.原初1:天地海なる世界と生き物の創造 4.原初2:男と女の創造 5.原初3:戒めと侵犯 6.原初4:カインとアベルから大洪水まで 7.原初5:原初の歴史の人間像 8.先祖の話1:アブラハムへの呼び | | |