学習目標 |
1.外国人日本語学習者が話す日本語を録音した資料の分析により、日本語の音声表現活動についての理解を深める。 2.音声表現力を高める(授業時間以外の活動をも含む) (1)レポート(発表?説明)のしかた (2)音声表現(基礎練習、詩、文学作品の朗読練習) (3)会話文の音声化(場合によっては会話文作りも) |
授業概要 |
外国人の話す日本語の資料を分析しつつ、日本語の音声面の特徴とコミュニケーションについて考える。 知識面だけでなく、発声、発音、朗読、報告、スピーチなど、音声表現の実技面の練習も行う。 |
テキスト |
特定のテキストは使用しない。 |
参考文献?課題図書 |
適宜、紹介したり配布したりする。 |
受講生への要望 |
「日本語の音声Ⅰ」を履修し、日本語の音声面の基礎的事項を勉強していることが望ましい。 日本語能力試験1級合程度の外国人の日本語を観察することを通して、半ば無意識に身につけた日本語と日本語のコミュニケーション活動を意識的にとらえなおし、自分の音声表現を見直す機会としてもらいたい。それは、とくに外国人の日本語学習を支援するために必要な基礎訓練としても不可欠である。 |
評価方法 |
以下を総合的に評価する。 (1)出席、教室活動、期末テスト (2)提出物(レポートや録音したカセットテープ) (3)技能面の実力 |