学習目標 |
フランスで生まれた新たな「知識人」の概念が、他のヨーロッパ諸地域およびアメリカ合衆国にどのように波及していったかを概観する。 |
授業概要 |
近代「知識人」概念は19世紀末、フランスのドレフュス事件をきっかけとして生まれたとされる。本講義ではまずこの「知識人の誕生」の過程を検討したのち、イギリス、ドイツ、ロシア、そして東欧(とくにハンガリー)とアメリカ合衆国について、それぞれ独自の特色をもつ知識人層が発展したのはなぜかを考える。 |
テキスト |
特に指定しない。 |
参考文献?課題図書 |
サイード『知識人とは何か』(平凡社、1998年) その他、必要に応じて授業中に指示する。 |
受講生への要望 |
それぞれ関心のある国の「知識人」について、著書や伝記を読んでみましょう。 |
評価方法 |
学期末試験と夏期休暇中のブックレポートに平常点(出席と授業への参加態度)を加味して総合的に評価する。 |
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授業計画 |
1.第1週 イントロダクション(授業内容の説明) 2.第2週 ドレフュス事件とフランス知識人の誕生(1) 3.第3週 ドレフュス事件とフランス知識人の誕生(2) 4.第4週 ドレフュス事件とフランス知識人の誕生(3) 5.第5週 イギリスの改革運動と知識人(1) 6.第6週 イギリスの | | |