学習目標 |
?日本の神についての基礎的な知識を得る。 ?神仏関係について、史実に基づいて理解する。 ?現代の神社や諸神に対する信仰との関係について、自分なりに説明できるようになる。 |
授業概要 |
この講義では、日本の神に対する信仰(神祇信仰)について、歴史的文脈の中で理解する。歴史上特徴のある主要な信仰を取り上げ、同時代の社会の中で、特に他の宗教?信仰との関係を把握しながら神祇信仰を考察する。また、現在のわれわれの身の回りにある神との関わりについて考える。 |
テキスト |
特に指定しない。毎回、必要な資料を配布する。 |
参考文献?課題図書 |
伊藤聡?遠藤潤?松尾恒一?森瑞枝『日本史小百科 神道』東京堂出版、2002年 *各回の参考文献は適宜紹介する。 |
受講生への要望 |
高校の日本史などを通じて自分がこれまで学んできたことや、初詣や観光など通じてこれまで触れてきた神を適宜思い出し、授業内容と照らしあわせて理解を深めてほしい。当方も斯く心掛けます。 |
評価方法 |
平常点(小レポート等)10%、中間レポート30%、期末試験60% |
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授業計画 |
1.ガイダンス 2.神道の「古典」―何が「神典」とされてきたか― 3.平安時代の神社と制度―「延喜式」ほか― 4.八幡神信仰 5.二十二社、一宮、総社 6.神仏 | | |