学習目標 |
●新約聖書における福音書の基本的な構成や内容の理解を目指す。 ●各福音書が書かれた歴史的?文化的背景を把握する。 ●各福音書の神学的特徴やキリスト論の違いなどを比較する。 ●新約聖書の物語に親しみ、自分の体験と織り併せて考察する。 |
授業概要 |
本講においては、キリスト教の基盤である新約聖書について概観する。特に、四つの福音書を中心とする新約聖書文書とその世界に焦点をあてる。新約聖書文書の成立過程を歴史的?社会的背景を踏まえながら考察し、各文書の根本構造と神学的関心を理解することを目指す。前期においては、『マルコ福音書』と『マタイ福音書』を、後期においては、『ルカ福音書』(時間が許せば、『使徒言行録』も)と『ヨハネ福音書』を取り扱う。 |
テキスト |
『聖書 新共同訳』 日本聖書協会 聖書は、上記以外のものでも構わないが、毎回必携。また、授業では主に新約聖書を取り扱うのであるが、旧約聖書も必要に応じて使用するため、両方が一緒になった聖書を薦める。 |
参考文献?課題図書 |
大貫隆、山内眞監修『新版 総説 新約聖書』 日本基督教団出版局、2003年 その他、必要な参考文献は、講義内容に応じて指示する。 |
受講生への要望 |
毎回、必ず聖書を持ってくること。 |
評価方法 |
リアクション?ペーパー、授業への出席状況?参加姿勢、期末レポートによって総合的に評価する。 |