学習目標 |
世界の「能動的市民性(active citizenship)」に関する知識を深めるとともに、参加型学習の手法ならびにフィールドワーク、インタビュー等の質的調査の技法を学び、自ら設定した課題に取組む。 |
授業概要 |
21世紀は「市民の時代」といわれ、NPO活動、ボランティア活動などの市民活動に取り組む人が増えている。また、市民や団体が連帯した様々なネットワークが形成され、市民と行政との協働も盛んになりつつある。こうした参加する市民の素養としての「能動的市民性(active citizenship)」はどのようにして育むことができるのか、国内外の具体的実践事例にもとづき検討する。 |
テキスト |
嶺井明子編著『世界のシティズンシップ教育-グローバル時代の国民/市民形成』東信堂 |
参考文献?課題図書 |
ロバート?D?パットナム『孤独なボウリング』柏書房 S.B.メリアム『質的調査法入門-教育における調査法とケーススタディ』ミネルヴァ書房 その他授業時に紹介する。 |
受講生への要望 |
毎週の課題文献を事前に読み、討議に積極的に参加すること。 |
評価方法 |
文献講読およびフィールド調査にもとづく発表、討議への参加度、最終レポートにより総合的に評価する。 |