学習目標 |
音?音楽を介した表現とは何かを考え、表現者として子どもが育つ過程を理解した上で、幼児の音楽的表現を育てるために必要な知識と技能を身につける。 |
授業概要 |
講義と演習形式を組み合わせ、実際にさまざまな体験を通して、幼児の音楽的表現をどのように理解すべきか、また、どのように育てるべきかを学ぶ。主に幼稚園教諭を目指す学生を対象にする。『幼稚園教育要領』に示される領域〈表現〉の内容に添うことを前提とするので、必ずしも狭義の音楽活動のみにとどまらない内容も広く扱う。その一方で、幼稚園教諭に必須の音楽的技能の習得も目指すので、ピアノセルでの実技指導も行い、学生による独奏?弾き歌い指導なども実施する。 |
テキスト |
今川恭子?宇佐美明子?志民一成編著『子どもの表現を見る?育てる-音楽と造形の視点から』文化書房博文社 南曜子ほか編『心を育む子どもの歌』教育芸術社、2005 『歌はともだち』教育芸術社 |
参考文献?課題図書 |
野波健彦?板良敷敏編著『新保育シリーズ?保育内容 表現』光生館、2009 |
受講生への要望 |
人数制限があるので初日の授業には必ず出席すること。実技指導を受ける際には、必ず十分な練習をして臨むこと。内容によっては事前の準備、動きやすい服装での参加が必要。読譜や鍵盤楽器演奏は主たる内容ではないが、読譜の基礎知識および鍵盤楽器の初歩的技能は身につけた上で履修することが望ましい。ピアノが弾けない、楽譜が読めないなどの理由で履修に迷う場合は、登録前に担当教員に相談すること。 |
評価方法 |
出席、レポート、授業内での発表を総合的に評価する。 |